クレートトレーニングについて
可愛い子犬を飼い始めて、しつけやトレーニングにご苦労されている方は多いのではないでしょうか?ここでは子犬のうちから身につけさせておきたい「クレートトレーニング」についてご紹介します。
クレートって何?
クレートは、犬が入る持ち運びも可能なケースの事です。プラスチック製の物やバッグ型の生地タイプ等素材も色々あり、形も多数ありますが、お薦めはプラスチック製で前に扉が着いているタイプです。上部に扉が着いているタイプもありますが、自分でハウス出来る事が大切ですので前(又はサイド)に扉が着いている物がベストです。プラスチック製は丈夫で水洗いが可能、夏場はタオルで包んだ保冷剤を入れる事が出来ます。又、粗相をしたり、嘔吐してしまった時もきれいに洗う事が出来ます。また、クレートには耐荷重量がありますので確認してください。耐荷重量を超えた犬を入れて持ち運んでいると、破損して危険です。クレートの大きさについてですが、特に子犬の時は大き過ぎるのは良くありません。中でUターン出来ればOKです。
クレートトレーニングは必要?
お出かけの際や、ホテルを利用する時、入院の時、災害非難の時など、クレート(ハウス)に入る事が必要な場面は多々あります。犬はいつもと違う事が苦手ですので、自宅ではない場所や、家族と離れて過ごす時に、ハウスで落ち着いて過ごす事が出来ないと大きなストレスになります。吠え続けて声が枯れてしまったり、ストレス性の下痢になる場合もあります。また自宅にも自分の場所(ハウス)がある事で、落ち着いて過ごす事が出来ます。特に来客や工事などで人の出入りがある場合、クレート待機出来る事はとても大切です。クレートトレーニングは時間が掛かりますが、おやつを使って短い時間から始めると良いでしょう。成犬になってからのクレートトレーニングの場合は大きいクレートから徐々に小さいクレートにダウンしていく場合もありますが、子犬からのクレートトレーニングは体の大きさに合っているクレートで練習してください。
クレートトレーニングは可哀想?
狭い場所に閉じ込めるなんて可哀想と思われる方もいらっしゃいますが、狼を先祖とする犬は狭くて暗い場所が落ち着くのです。車移動の際も、クレートで伏せている姿勢が一番楽で車酔いもしません。雷などを怖がる犬は狭くて暗い場所に逃げ込みます。また、個室(ハウス)を持たずに生活をしている犬の方が吠えやすい傾向にあります。縄張り意識が強い犬は家中全てを守ろうとするので物音や来客に吠え続けます。ハウス出来ると来客時はハウスでノンビリ過ごしてもらえます。
クレートを活用しよう
普段からクレートに慣れていると、外出時に大きなストレスを感じずに過ごせるのでとても便利です。車、電車、飛行機、ホテル、病院、避難所など、多くの場所で活用しましょう。
犬家保育堂は、犬の保育園として子犬からのトレーニングや子犬のしつけを行っています。早朝7時から夜間22時の間のお預かり及び送迎も対応しています。
ドッグホテルとしてもご利用いただけますので、子犬のうちから社会性を身につける為にも、ぜひ犬の保育園を活用してみてください。犬家保育堂は、神奈川県川崎市麻生区に位置しており、4km圏内(町田市、横浜市、青葉区、多摩区などの一部)であれば送迎サービスもございます。