犬の社会化が出来る保育園は川崎市の犬家保育堂

 



犬の健康管理について

犬と暮らしている飼い主にとって、愛犬の健康管理は大切です。犬は体調を崩してもそれを言葉で伝える事が出来ません。日頃から顔や行動の変化、身体を触ってのチェックを習慣づけましょう。ここでは、犬の健康管理のチェックポイントを紹介いたします。

目のトラブルで最も身近なものは「涙やけ」ではないでしょうか?「流涙症」といって、涙の過剰排出や目以外からの排出が難しくなることで、目から排出される涙の量が増え、目頭を中心に目の周りや鼻にまで色素沈着が生じます。老廃物が涙で出ているので、食事(ドッグフード)の見直しや運動で軽減される場合があります。特にドッグフードは添加物が少ない物を選びましょう。フードを手に取ってべた付く物はお薦めしません。添加物や保存料は本来犬には必要のない物ですので、涙やけの原因になっているかもしれません。
また、目の周りの毛が伸びていると色素沈着しやすくなるので、顔周りのカットはマメに行なってください。
短頭種(パグ・フレンチブルドッグ等)や眼球の大きいチワワの場合、眼球を傷つけやすい為、散歩時などは注意が必要です。目ヤニや涙がたくさん出ていないか、充血していないかなど、目の周りにと共に日頃から気を付ける様にしましょう。

  

鼻の湿り具合は愛犬の健康を判断するのに重要なポイントです。正常な状態の鼻は湿っています。もし、鼻が乾いていたり、鼻血が出た時には注意が必要です。免疫系の病気や風邪、鼻炎、蓄膿、頭部の打撲の恐れがあります。ただし、睡眠中や寝起きの時の鼻は乾いていますので、起きている時の鼻の状態を確認しましょう。

  

歯茎が赤黒かったり、出血をしていたり、黄ばんだり、口臭がある場合は注意が必要です。歯周病や虫歯の恐れがあります。また、犬も人間と同じように口内炎になることがあります。歯磨きの実施と、1日1度、口をしっかり開けて、中まで状態を確認するようにしましょう。

  

体重管理

定期的な体重測定は必要です。一度太ってしまうとダイエットするのは大変です。
去勢手術(又は避妊手術)が終わる頃、大体の骨格が定まって来るので、主治医とベスト体重を相談し、その体重をキープ出来る様、週に1度程度の体重測定をしましょう。
犬は季節によって体重の変化が見られる事が多いので、いつも同じフード量ではなく、体重に合わせてフード量を調節しましょう。シニアになってくると代謝も落ちてくるので、太りすぎない様に注意が必要です。太りすぎは心臓や膝や腰に負担が掛かり寿命にも関ります。食事以外にオヤツを食べている場合はオヤツからもカロリー摂取していますので、おやつの質や量も検討してください。欲しがるのでついあげてしまうという話を良く聞きますが、人の食事時間はハウス待機するのがベストです。

  

臭いのチェック

いつもと違う臭いがする場合はチェックが必要です。
口が臭い場合は歯周病の可能性があります。歯周病が進むと一度に何本もの歯を失ってしまいます。また歯周病は治すことが出来ませんので子犬のうちから歯磨きの習慣をつけましょう。歯磨きは、歯茎のマッサージ、そして歯石の原因となる歯垢を取り除きますので歯磨きガムでそれらを行なう事は出来ません。歯磨きや爪切りの際、犬を無理やり押さえつけてしまうと、暴れたり、咬んだりする事もあります。苦手な事も我慢出来る様に少しずつトレーニングしましょう。
またお尻周りから強い臭いがする場合は肛門腺が溜まっている場合があります。破裂するとかなりの痛みと出血を伴いますので、病院やトリミングサロンで肛門腺絞りをしてもらいましょう。おならも余りに頻繁な場合は腸内細菌のバランスが崩れている可能性があります。歯周病が悪化して膿が出ている時も臭いがしますので、いつもと違う臭いには注意しましょう。

  

便のチェック

便の量や硬さから健康状態を知ることが出来ます。ベストな硬さは箸で持てる位。散歩で何度も排便する場合は2度目以降の便は軟らかくなります。量が多すぎる場合はフードの検討が必要かもしれません。便が多過ぎる=腸に負担を掛けているからです。犬は肉食寄りの雑食ですので、ダイエットの為に野菜を多くあげるのは腸に負担を掛けてしまいます。便の色は食べた物に由来しますが、下痢、特に血便は早期の治療が必要です。消化器系の臓器はたくさんあるので、単に下痢=腸の問題とは言い切れないからです。ストレスが原因で血便になる場合もあります。ホテル滞在が長い場合等に起こる事があります。嘔吐と下痢の両方の症状がある場合は早めの診察が必要です。

  

耳のチェック

耳が垂れている犬種(テリア・ビーグル・ダックスフント)は耳のケアが大切です。耳の中が蒸れやすくなるので赤くなったり、黒くなったりします。シャンプーは2週間に1回位が目安ですが、垂れ耳の犬種は週に1回位の耳掃除がベストです。イヤーローションが販売されていますので、コットンにタップリ含ませて、耳と耳の中を拭きましょう。

  

爪のチェック

爪切りは犬が嫌がるのでとても大変ですが、月に1回位爪切りしましょう。白い爪の場合は中の神経が見えますが、黒い爪は見えないのでトリミングサロンや動物病院で切ってもらう方が良いでしょう。爪を切らないと中の神経も伸びてしまうので、少しでも爪を切ると血が出てしまいます。平らな場所に立った時に爪が床に曲がって着いているのは伸びすぎです。前足には狼爪があり、これは地面に着かないので伸びやすく直ぐに伸びて丸まって来るので気をつけましょう。

以上が日頃、注意しておきたいチェックポイントの一例です。
しかし、旅行、冠婚葬祭、入院など、泊りがけで留守をする場合は愛犬をペットホテルに預けなければなりません。神奈川県川崎市麻生区にある犬の保育園・犬家保育堂では、多くの犬を世話してきたドッグトレーナーのスタッフが愛犬のお世話を致しますので、健康状態の変化にも敏感です。出来る限りストレス性の下痢にならない様食事の調整、夜の過ごし方など工夫しています。何よりも普段からデイケアや保育園生として通っている事で、急なお泊りになっても過大なストレスを抱えずに過ごす事が出来ます。新百合ヶ丘駅から車で約8分とアクセスも便利ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。